ブライアン・セルジオは1980年フィリピン生まれの写真家、画家、グラフィックデザイナーである。2002年にフィリピン大学カレッジ・オブ・ファイン・アーツにて絵画を学ぶ。画家と概念芸術家として教育を受け、2000年から2008年にかけていくつかの展示に参加しながら、グラフィックデザイナーやアートディレクターとして広告会社で働き、その後、写真家として活動を始める。写真家として開かれた個展ではケソンのWest Galleryで開催された”Kidultery” (2011)、マカティのGalerie Astraで開催された”Pak!” (2014)等がある。

セルジオの作品はよく「生々しい」、「罪深い」、「不遜」等の言葉で表現される。力強さと動きを前面に出し常に思い切って状況に入り込み、流れに身を任せるのは彼の手法だ。

2017年には彼にとって初となる写真集”Pak”をDienacht Publishingより刊行。本は社会的抑圧と期待に対する集団反乱であり、多くのフィリピン人が望むうわべの裏の世界を晒す作品である。

セルジオは現在フィリピンのマニラに在住し、活動している。

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