ジェレミー・スティグター
Jeremy Stigter
1958年、オランダ・ハーグ生まれ、現在フランス・パリ在住。1986年に東京でエド・ファン・デア・エルスケンと出会ったことにより写真を始める。90年代から精力的に作品を発表し始め、93年には東京・日本橋にあったツァイト・フォト・サロンにて個展を開催。その際にオーナーの石原悦郎氏に植田正治氏を紹介され、「植田氏を訪ねて」制作の発端となった。2005年、ローマ国立近代美術館にて個展「Hito Bito」を開催、また2009年にNazraeli Pressより写真集『The Jewish Bride』を出版するなど、社会的ドキュメンタリーが物語と心理学に出会う場としての写真の世界を開拓してきた。