香港出身の写真家・周生が、タイトル通り独学で写真術を身に付け、2010年から2020年までに記録し続けた香港の日常の奇妙な光景。
街中にいる無防備な地元の人々、香港に押し寄せて来る中国人観光客の奇抜なファッションと行動。
中国に返還されてから変わり続ける香港の姿が、周生の感覚でユーモア溢れるスナップ写真におさめられた。

-判型
200 × 200 mm
-頁数
120頁、掲載作品:102点
-製本
ハードカバー
-発行年
2020
-エディション
500
-ISBN
978-4-905453-94-9

Artist Profile

周生

1982年、香港生まれ。2010年頃より写真を撮り始める。2013年に香港国際写真祭”Dozens of photography works - 100FT.PARK's Special”に参加、翌年にはThe 2nd Hong Kong Photo Book Awardsの最終候補に選ばれる。2015年に初の個展「花期」を香港のACO Bookにて開催。2018年には写真集『旅行』を刊行し、Café+ kubrickにて個展も開催、また、同年写真集『日系相片』を刊行。翌2019年には自身の手術入院の記録を写真集『醫學研究報告2019』にまとめた。2020年にはマーク・ピアソンが手がけるDying Cityシリーズから『花期』を刊行している。