国士無双
山縣は上野の不忍池の周りで人々を撮り続けてきた。その作品を彼は麻雀における役満の一つ、国士無双と名づけた。多くの場合似たものを集める中、この役の場合全ての牌が他の牌と違う。そして、一つ欠けるだけでこの役は意味を無くすのである。全てが独特で、集まる事で一つの全が生まれる。それは、人間社会のよう。
$10.68
税込- 判型
- 182 x 257 mm
- 頁数
- 36頁、掲載作品28点
- 製本
- ソフトカバー
- 発行年
- 2012
- 言語
- 英語、日本語
- エディション
- 500
山縣は上野の不忍池の周りで人々を撮り続けてきた。その作品を彼は麻雀における役満の一つ、国士無双と名づけた。多くの場合似たものを集める中、この役の場合全ての牌が他の牌と違う。そして、一つ欠けるだけでこの役は意味を無くすのである。全てが独特で、集まる事で一つの全が生まれる。それは、人間社会のよう。
$10.68
税込1966年東京生まれ。慶応義塾大学法学部法律学科卒。主な個展に「国士無双」(2012年、禅フォトギャラリー)、「Thirteen Orphans」(2013年、Colorado Photographic Arts Center/コロラド)、「涅槃の谷」(2016年、禅フォトギャラリー・2017年、gallery176/大阪)、主な出版物に『Bulgarian Rose』(私家版、2011年)、『国士無双』(2012年、禅フォトギャラリー)、『涅槃の谷』(2016年、禅フォトギャラリー)、新装版『国士無双』(2017年、Case Publishing & 禅フォトギャラリー)、『観察 SURVEILLANCE』(2018年、Case Publishing & 禅フォトギャラリー)、『私の小さな宇宙』(2023年、禅フォトギャラリー)などがある。2018年にはAthens Photo Festival “Pale Red Dot” に参加するなど国際的に活動している。作品はニューメキシコ大学美術館、ディーアール・バウ・ダジ・ラッド・ミュージアム(ムンバイ)に収蔵されている。