サイン入り、新刊
海神
「ぼくは、福本美樹さんの写真が好きだ。光の陰翳がデリケートでそこはかとなく海の匂いがするからだ。」
― 森山大道
神戸出身で森山大道に師事し、現在はフリーランスの写真家として活動する福本美樹が、2010年ごろから10年以上の年月をかけて日本各地の漁港と海に生きる人々を撮影し、まとめた写真集。
「ある日、撮り溜めた写真にタイトルをつけることになり、悶々と考えている時に、「わだつみ」という言葉が降りてきました。しばらくして、山形のあつみ温泉の漁港を訪れ、ふと「綿津見(わだつみ)」と名前のつけられた漁船を見つけることになります。偶然にも、私が宿泊していたお宿のご主人で漁師をされている粕谷さんのお船でした。色々と話を伺うことになり、「わだつみ」は古代日本を代表する海人「安曇族」の神様だと教えていただきました。その後も私は「海神(わだつみ)」に導かれるように、旅先で素晴らしい人々と光景に出会い撮影することができました。
(...)
2024年の震災前の輪島のお祭りのように偶然出会ったところがあります。
青森や岩手の漁港では2011年の津波の被害から立ち直られた漁師さんの勇姿に出会い、同じく2011年のダメージから立ち上がってこられた福島では夜明けの漁港に希望の光を感じました。数少ない女性漁師さんや80歳代の夫婦漁師さんの仕事に見惚れ、日和佐では勇壮で朗らかな漁師の御一家三代の方々を撮らせてもらいました。
古来、海の神様に豊漁と安全を祈りながら厳しい海に生きる逞しく優しい人々。
私は彼らから多くを学び、夜明けや夕暮れの景色に心打たれてきました。」
― 福本美樹(本書あとがきより)
$41.96
税込- -判型
- 248 × 172 mm
- -頁数
- 96頁、掲載作品:52点
- -製本
- ソフトカバー
- -発行年
- 2025
- -言語
- 英語、日本語
- -エディション
- 700
- -ISBN
- 978-4-910244-45-7
