殿村任香によって2019年に立ち上げられたSHINING WOMAN PROJECTは、がんと闘い向き合う女性のポートレートプロジェクトです。
昨年のKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭のオープニングにて開催された「SHINING WOMAN PARADE KYOTOGRAPHIE 2022 Moving Exhibition」に続き、本年は4月29日(土)に東京・六本木にてSHINING WOMAN PARADEを開催いたします。

SHINING WOMAN PROJECTが写し出すのは、現代女性のリアリティです。
無意識の中にある女性像からの解放と、がん患者に対する概念を変え、プロジェクトを通して何かを抱えながら生きる事の問題を提起し、パレード当日は禅フォトギャラリーから写真と共に飛び出し、SHINING WOMAN PROJECTご参加者様、プロジェクトにご賛同くださる皆様と六本木の街を歩き、プロジェクトのメッセージをより広い社会へ届けることを目指します。

また、パレード当日1日限りのSHINING WOMAN PROJECTの展覧会も開催いたします。

[パレードのスケジュールについて]
日程:4月29日(土)
集合時間:13時
出発時間:14時
集合場所:禅フォトギャラリー
参加費:無料

[SHINING WOMAN PROJECT展について]
日程:4月29日(土)のみ
開廊時間:12時〜19時
会場:禅フォトギャラリー
入場料:無料

パレードはプロジェクトにご賛同くださる方はどなたでもご参加いただけます。
パレードにご参加いただける方は[email protected]まで、お名前、ご参加人数を記載の上お申し込みください。

Artist Profile

殿村任香

1979年生まれ。大阪ビジュアルアーツ放送・映画学科卒業後、2002年より写真を撮り始める。2008年、自身の家族の日常を赤裸々に撮った「母恋 ハハ・ラブ」を赤々舎より出版。鮮烈にデビューし、世間に重い衝撃を与えた。2013年には、新宿歌舞伎町でホステスとして夜の人々と生きながら撮った「ゼィコードゥミーユカリ」をZen Foto Galleryより出版し発表した。近年の著作に「orange elephant」(2015年、Zen Foto Gallery)、「cheki」(2018年、Morel Books)、「焦がれ死に die of love」(2018年、Zen Foto Gallery)、「SHINING WOMAN #cancerbeauty」(2020年、Zen Foto Gallery)、「母恋 ハハ・ラブ」新装版 (2021年、Zen Foto Gallery)、「Toxic」(2022年、Zen Foto Gallery)、「ゼィコードゥミーユカリ」新装版(2023年、Zen Foto Gallery)がある。

また、国内のみならず海外での活躍も目覚ましく、2016年には香港のBlindspot Galleryにて開催された「Shikijo: Eroticism in Japanese Photography」展、2018年5月にはロンドンのDaiwa Foundation Japan House Galleryにて開催されたグループ展などに参加し、2019年には、がんと闘い向き合う女性のポートレートプロジェクト「SHINING WOMAN PROJECT」を立ち上げた。2022年、パリのヨーロッパ写真美術館のグループ展「Love Songs」に出品した「母恋 ハハ・ラブ」が同館のコレクションとして収蔵された。また、同年のKYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭において開催された10人の女性写真家によるプログラム「10/10 現代日本女性写真家たちの祝祭」や2024年のアルル国際写真祭アソシエイトプログラムにおいて開催された「TRANSCENDENCE」にも作品を出品している。

Publications & Prints