禅フォトギャラリーでは、三人展を開催いたします。

未熟さか、クリエイティブなのか、情熱なのか、それとも伝統からの開放?最近の中国では、画像をPCで編集 (フォトショップ) することが盛んになってきています。
日本の偉大な写真家である石元泰博氏がこう言われたそうです。自分の写真を暗室でプリントしない写真家はインチキだ、と。写真家は暗室で作品を好きなように変えます。暗室ではネガからの純粋なイメージをプリントするだけではなく、イメージを自分の好みに合わせて処理できます。デジタル処理をした写真を評価しない写真家もいますが、パソコンで処理をするのと暗室で処理をするとでは何が違うでしょうか。
大切なことは、どの道具 (カメラ、パソコン、暗室、他) を使うかではなく、その道具の使い方によって我々の感性にどう語りかけるかです。

今回の展覧会では、この分野 (フォトショップ) における代表的な三人の作品を紹介します。
資佰(Zi Bo) : 北京と上海の有名な景色を演出します。
周宏斌(Zhou Hong Bin): 白と黒の兎が、まさか!の環境で飛びかいます。
姚璐 (Yao Lu): みれば見るほど違った光景が浮かんできます。