オープン記念展 劉錚「驚夢」
劉錚は世界において最も力のある写真家の一人です。特に8年間に渡る中国の旅を綴った写真集『The Chinese(國人)』は国際的に高い評価を得ています。これまでアルル、ベニス、相模原、本国の北京、広州などで個展を開催してきました。
私どもは、劉錚の最新作「Dream Shock(驚夢)」を中国以外の国ではじめて、ここ日本において発表出来ることを誇りに思います。
劉錚の作品はドイツの代表的な写真家アウグスト・ザンダー(August Sander)を彷彿とさせることでしょう。この作品によって中国人の新たな一面を皆様にご紹介できる事と存じます。
劉錚はこう書いています。
「人々が避けるような禁断の箱を子供のような好奇心で開けてしまいました。人々はその存在を知ってはいても中身を認識していない箱が中国には多数あります。中身を見ようとするのは一握りの人達だけなのです。」ー劉錚『The Chinese(國人)』より。